福祉協力員活動をご存知ですか?
山形市社会福祉協議会(以下、市社協)では日常生活を送る上で問題を抱える方々も、そうでない方々も誰もが地域の中でいきいきと安心して生活できるように住民同士で支えあう地域づくりを目指し「福祉協力員制度」を実施しています。
福祉協力員は、町内会長より選任され各地区社会福祉協議会(以下、地区社協)の推薦により市社協会長が委嘱しています。
町内会住民の約50世帯に一人の割合で福祉協力員を置き、見守り・声かけ・訪問を主な活動とし、支援を必要とする世帯などを早期に発見し、町内会役員・民生委員児童委員などと連携し種々な支援につなげるとともに、地域社会の生活課題の解決に向け、住民同士で助け合っていく仕組み(小地域福祉ネットワーク)づくりの中心的役割を担っています。
小地域福祉ネットワーク
福祉協力員について
(目的)
福祉協力員は、身近な地域の中で、福祉問題を抱え援助を必要とする高齢者や障がい者またはその家族に対して、その方の立場に立って、住み慣れた地域の中で問題の早期発見・早期解決を図るための適切な援助、協力体制などを推進していく活動を行います。地区社協に所属し、誰もが安心して暮らせる福祉文化のまちづくりの推進を図ります。
(委嘱)
福祉協力員は、町内会・自治会長が選任し、各地区社協会長の推薦により、山形市社協会長が委嘱します。
(組織)
福祉協力員は各地区社協に所属し、福祉協力員相互による福祉協力員連絡会を構成し、情報交換、研修などの活動を推進します。
(役割)
福祉協力員は、町内会・自治会、民生委員児童委員などとの連携を図り、地域住民とともに福祉のまちづくりを推進する担い手として、次の活動を行います。
(1)見守り・声かけ・訪問活動(早期発見)
担当地域の中で支援が必要な世帯を早期に把握するため、見守り・声掛け・訪問活動を行います。
(2)連携・連絡(早期対応)
支援が必要な世帯が、福祉・保健サービスなどを活用しながら自立した生活ができるよう、民生委員児童委員や地域包括支援センターなどと連携します。
(3)情報の伝達
年2回程度、福祉情報(福祉連絡カードや介護保険と高齢者保健福祉のしおりなど)をお届けします。
(4)地域福祉活動などへの協力
地区で開催される各種の福祉事業などに協力し、地域福祉の向上を図ります。
(5)近隣への支援・協力等呼びかけ
支援が必要な方の個別ネットワークを作るため、隣近所などに支援、協力を呼びかけます。
(任期)
福祉協力員の任期は2年とし、再任は妨げません。
(資格)
福祉協力員に資格は一切必要ではありません。しかし、人々の生活の中に関わっていく活動ですから、人間性の豊かさ、公平さ、プライバシーを守るなどの条件は必要です。
(活動費)
研修会などの活動経費について市社協が地区社協へ助成いたします。また、福祉協力員には各地区社協を通じ活動費を支給します。
(事故補償)
福祉協力員の活動中の事故については、市社協でボランティア活動保険に加入いたしますので、一定の補償があります。
福祉連絡カードの設置にご協力ください
福祉連絡カードは、日常生活で困った時に相談できる身近な人や緊急連絡先を記入しておくことで、もしもの時にあわてずに行動できるカードです。
冷蔵庫にマグネットで貼ったり、紐でつるしたり、見つけやすい場所に設置しておくことで、福祉協力員、隣近所の方なども素早く対応(緊急連絡先に連絡)することができます。
また、救急隊員へ必要な情報を伝える重要なアイテムとなっており、緊急時に救急隊員などが情報を活用する場合があります。
高齢者のいる家庭などに福祉協力員が訪問しながら配布しますので、もしもの時のためにご記入をお願いします。
福祉連絡カードは、日常生活で困った時に相談できる身近な人や緊急連絡先を記入しておくことで、もしもの時にあわてずに行動できるカードです。
冷蔵庫にマグネットで貼ったり、紐でつるしたり、見つけやすい場所に設置しておくことで、福祉協力員、隣近所の方なども素早く対応(緊急連絡先に連絡)することができます。
また、救急隊員へ必要な情報を伝える重要なアイテムとなっており、緊急時に救急隊員などが情報を活用する場合があります。
高齢者のいる家庭などに福祉協力員が訪問しながら配布しますので、もしもの時のためにご記入をお願いします。