目に見えない障がいと共に生きる
1月27日(月) 障がいがあってもなくても、
住み慣れた地域で自分らしい生活を送るため、
お互いに理解し、協力し合うには
どのような支援や活動をすすめたらよいかを
考えることを目的に、協働を考える集いが開催されました。
今年度は、山形県内の手をつなぐ育成会関係者を
中心に障がい当事者の保護者や事業所職員などで
結成された『花笠ほーぷ隊』の方々を講師に招き、
目に見えない障がい(知的障がいや発達障がい)のため、
生きづらさを抱えている方への理解を深め、誰もが住んで
良かったと思える山形になることをめざし開催されました。
地域の役員の皆様やサービス提供事業所の方、
一般の方も含め約140名の方にご参加頂きました。
講演の中では、「目の見えない人には白い杖、
耳の不自由な人には字幕などが支援ツールとしてあるが、
知的障がいや発達障がいのある人には、理解のある人が必要。
少数の専門家よりも、多くの理解者がいれば住みよい地域になる。」
と教えていただきました。
また、「温かい気持ちでの無視!」も必要。
無理に声をかけたり、助けたりするのではなく、
「こういう人もいるなぁ。」と温かい気持ちで
通り過ぎてくれるだけでいい。との話もありました。
また、軍手を2枚重ねにして手先の感覚の鈍さを実感したり、
聴覚が過敏に反応してしまう感覚や
視覚が過敏に反応してしまう見え方、
日常の中での戸惑いや混乱などを疑似体験し、
配慮の大切さを実感させて頂きました。
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